【700系】東海道新幹線から2020年3月8日に「卒業」

11月いっぱいで東海道新幹線内での定期列車運転がなくなり、いよいよ 線内からの撤退が秒読みとみられていた700系。

きょう12月11日、JR東海からプレスリリースが発表され、2020年3月8日(日)に引退イベントが行われ、同日の臨時「のぞみ315号」(東京9:47発→新大阪12:20着)の運転をもって「卒業」することが決まりました。

【社長会見】「ありがとう東海道新幹線700系」引退イベントについて(pdf)

-2019/12/11付 JR東海プレスリリース

また、JR東海には特設ページが立ち上がっていて、運行最終日までの車体装飾付き700系運行予定やグッズ販売などの情報が載っています。

【リンク】JR東海「ありがとう東海道新幹線700系」

個人的には、300系のなんとなく軽い印象に対して、新幹線車両としての重みを再び兼ね備えた700系の登場には当時非常に期待した記憶があります。

側面の帯の形(細い帯が300系は上、700系は下)でどちらの系列が走っているのか、遠目から区別していたのも懐かしい思い出です。

 

(JR東海の新幹線車両としては、系列ロゴマークの掲示は700系から始まりました。2002/09/29@JR東京 駅)

 

(東海道新幹線としては異例の、大きな「AMBITIOUS JAPAN!」ロゴが側面に入った700系。2003/09/23@JR東京駅)

 

(2003年10月1日の品川駅開業当日、停車中の700系9000番代C1編成)

 

これから来年3月のラストランにかけて、ファンの間では盛り上がってゆくんでしょうね~。

くれぐれも、駅や線路脇での撮影は安全に配慮してお願いします。

 

なお、700系は東海道新幹線区間からは撤退しますが、山陽新幹線区間ではまだまだ現役で、JR西日本保有の車両が活躍を続けています。

とはいえ、「レールスター」のE編成も登場から来年で20年が過ぎ、そろそろ引退の声も聞こえてくる頃。また、16両のB編成は、東海道新幹線への直通運用を失うことから、既にN700A追加投入と引き換えに廃車が進んでいて、意外に早く姿を消しそうです。

 

コメントを残す