【台風19号】北陸新幹線 10/25以降のダイヤが発表に

10月12日からの台風19号接近に伴う計画運休、および水害による運休を経て、北陸新幹線東京-金沢間の直通運転が10月25日から再開されます。

きょう(10月23日)、JR東日本・JR西日本から再開後のダイヤが発表になりました。

▼JR東日本「北陸新幹線(東京~金沢間)の直通運転再開に伴う暫定ダイヤについて」

https://www.jreast.co.jp/press/2019/20191023_ho01.pdf

▼JR西日本「北陸新幹線(東京〜金沢駅間)の直通運転再開について」

https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/10/page_15141.html

 

運転本数の増減

まず、列車愛称別の本数を見てみましょう。事前に、JRからは「東京-金沢間は通常ダイヤの約9割、北陸新幹線全体では通常ダイヤの約8割」というアナウンスが行われていました。

■東京-金沢間運転

かがやき:通常10往復→暫定9往復(▲1往復)

はくたか:通常14往復→暫定14往復(±0往復)

■東京-長野間運転

あさま:通常17往復→暫定下り11本/上り12本(▲5.5往復)

■富山-金沢間運転

つるぎ:通常18往復→暫定下り18本/上り17本(▲0.5往復)

本数を比較すると、あれだけの車両を事実上失っている割には、かなり頑張った設定です。

特に、東京-金沢間の「かがやき」「はくたか」合わせて1往復減に留めているのは、北陸地方の沿線各地には朗報でしょう。その分、「あさま」が割を食っていますが…。

ただし、注意しなければならないのは、上記の本数は定期列車に限った比較。もし通常ダイヤであれば、多客期には多数の臨時列車が運転されていたはずですが、暫定ダイヤでは盛り込まれていません。JR西日本でも、プレスリリースの中で「臨時の『かがやき』下り10本/上り11本、『はくたか』1往復は運休」と断っています。

今後、車両運用の都合が付けば臨時列車の追加運転の可能性は残っているものの、年末年始の増発はかなり期待薄といえるでしょう。

個別列車の動向(下り)

それでは、個別列車の設定がどうなっているのか、JR発表の暫定ダイヤ時刻表と通常ダイヤとを比較しながら細かくみていきましょう。まず下りから。

■あさま603号(東京7:24発→長野9:14着):全区間運休

■はくたか553号(東京7:52発→金沢11:02着):安中榛名に臨時停車、軽井沢〜上越妙高間の時刻変更

⇒安中榛名停車は「あさま603号」運休の代替措置と思われます。時刻変更が上越妙高までなのは、通常ダイヤで臨時の「かがやき521号」に上越妙高で追い抜かれるための停車時間を削ったからです。つまり、「はくたか553号」が暫定ダイヤで運転される限り、臨時「かがやき521号」の運転はなくなります。

■あさま605号(東京9:04発→長野10:39着):安中榛名に臨時停車、軽井沢〜長野間の時刻変更(長野着は10:44)

⇒安中榛名停車は、「あさま607号」運休の代替措置と思われます。

■あさま607号(東京9:44発→長野11:33着):全区間運休

⇒上り「かがやき502号」(暫定ダイヤで全区間運休)の折り返し運用。運休によってこの時間帯の停車列車がなくなる駅のうち、本庄早稲田については「とき313号」の臨時停車で対応。

■はくたか559号(東京10:32発→金沢13:39着):佐久平に臨時停車、上田〜上越妙高間の時刻変更

⇒佐久平停車は「あさま607号」運休対応と思われますが、しなの鉄道線が上田〜田中間不通となっていることで代替ルート確保の目的もありそうです。「はくたか553号」と同様に、上越妙高では臨時「かがやき525号」待避のための停車時間を削って、通常ダイヤに戻しています。

■あさま613号(東京13:04発→長野14:48着)/■はくたか565号(東京13:24発→金沢16:20着):全区間運休

⇒代わりに、東京〜長野間が「あさま613号」、長野〜金沢間が「はくたか565号」の時刻となる「はくたか595号」を運転(東京13:04発→金沢16:20着)。時刻の近い2列車を1本にまとめています。東京〜金沢間で安中榛名のみ通過。

■あさま617号(東京15:04発→長野16:49着):安中榛名に臨時停車、軽井沢〜長野間の時刻変更(長野着は16:52)

⇒安中榛名停車は、「あさま619号」運休の代替措置と思われます。

■あさま619号(東京15:52発→長野17:42着):全区間運休

⇒運休によってこの時間帯の停車列車がなくなる駅のうち、本庄早稲田については「とき331号」の臨時停車で対応。

■かがやき513号(東京17:24発→金沢19:58着):全区間運休

⇒金沢で20:06発特急「しらさぎ66号」に接続する列車。長野・富山から金沢乗り換えで小松・福井方面へ向かうには、1本前の「はくたか571号」に乗って金沢で特急「サンダーバード48号」への乗り継ぎとなります。また、金沢20:09発の特急「能登かがり火9号」への接続も、同様に「はくたか571号」からとなります。

■あさま623号(東京17:32発→長野19:18着):全区間運休

⇒上り「あさま624号」(暫定ダイヤで全区間運休)の折り返し運用。

■あさま631号(東京21:28発→長野23:13着):全区間運休

個別列車の動向(上り)

■あさま600号(長野6:02発→東京7:40着):列車名を「あさま400号」に変更、安中榛名に停車、長野〜軽井沢間時刻変更(長野発は6:00)

⇒安中榛名停車は、「あさま602号」長野〜高崎間運休の代替措置と思われます。10月24日までの暫定ダイヤでも「あさま400号」として運転されています。

■あさま602号(長野6:18発→東京8:00着):長野〜高崎間運休、高崎〜東京間を「たにがわ50号」として運転

⇒グランクラス非営業、Max車両で運転の場合ありとしているので、E2系またはE4系での運転。運休区間が長野〜高崎間のみなのは、高崎以南の通勤需要に対応するためと思われます。10月24日までの暫定ダイヤでも「たにがわ50号」として運転されています。

■あさま604号(長野6:42発→東京8:24着):通常運転

⇒10月24日までの暫定ダイヤでは全区間運休で、高崎〜東京間の近い時刻に「たにがわ52号」が運転されていますが、10月25日以降は元に戻ります。

■あさま606号(長野7:11発→東京8:52着):長野〜高崎間運休、高崎〜東京間を「たにがわ54号」として運転

⇒こちらはグランクラス営業となっているので、E7系/W7系での運転。「あさま604号」とは逆に、10月24日までの暫定ダイヤでは安中榛名・本庄早稲田に停車する「あさま402号」が近い時刻で運転されていますが、10月25日以降はこちらが長野〜高崎間運休となります。

■かがやき502号(金沢7:00発→東京9:32着):全区間運休

⇒金沢6:47着の特急「ダイナスター1号」に接続する列車。福井方面から金沢経由で東京へ向かう朝イチパターンは、1本後の「ダイナスター3号」〜「かがやき504号」となります。

■はくたか560号(金沢10:56発→東京13:52着)/あさま616号(長野12:27発→東京14:12着):全区間運休

⇒代わりに、金沢〜長野間が「はくたか560号」、長野〜東京間が「あさま616号」の時刻となる「はくたか592号」を運転(金沢10:56発→東京14:12着)。金沢〜東京間で安中榛名のみ通過。

■はくたか566号(金沢13:56発→東京16:52着)/あさま622号(長野15:23発→東京17:12着):全区間運休

⇒代わりに、金沢〜長野間が「はくたか566号」、長野〜東京間が「あさま622号」の時刻となる「はくたか594号」を運転(金沢13:56発→東京17:12着)。金沢〜東京間で飯山のみ通過。

■あさま624号(長野15:40発→東京17:20着):全区間運休

■つるぎ726号(金沢20:25発→富山20:48着):全区間運休

⇒下り「かがやき513号」(暫定ダイヤで全区間運休)の折り返し運用で、「つるぎ」唯一の運休列車に。金沢20:13着の特急「サンダーバード37号」に接続する列車でしたが、運休なので接続なし。金沢で1本前の「はくたか578号」に乗り換えることも可能ですが、接続時間は4分しかありません。

(正確な運転時刻は、各駅の時刻表などで必ずご確認ください)

 

【台風19号】北陸新幹線 10/25以降のダイヤが発表に” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す