【新幹線案内サイン】名古屋駅で調べてみた
このところ台風19号関係の話題が続いたので、今回は別のテーマを。
2週続けて名古屋へ行く用事があったので、名古屋駅周辺で「新幹線」を表す案内サイン(ピクトグラム)をいろいろ調べてみました。
(調査日:2019年10月14日、19日)
新幹線改札前
まずは、”本丸”ともいえる、太閤通口側の新幹線改札前から。
これが早速、面白い状態に。
北口は700系。
南口はN700系。
区別が付くようにわざと変えているのかもしれませんが、それならもっと分かりやすい方法(色を変えるとか)が効果的でしょう。
なお、案内板の奥に見えていますが、発車案内は北口・南口ともに液晶ディスプレーに表示する新型に置き換わっています。
在来線ホーム
N700系と700系の混在は、在来線ホームでも起こっています。
7・8番線では、中央通路へ降りる階段が700系で
北通路へ降りる階段がN700系です。
両者を見比べると、文字のフォントが少し異なっています。設置時期によって違う図柄になっているのかも。
北通路から新幹線北乗換口方向を示している案内標識は、N700系。
ただ、これを撮っていて気付いたことがあります。N700系のイラストを拡大すると…
うっすら、前照灯が描かれています。
名古屋駅構内で、ほかにもこのタイプのN700系はところどころで見掛けます。
JR東日本が管理している東京駅の在来線構内でも、場所によっては「前照灯ありN700系」が使われています。
(2019年10月、東京駅北のりかえ口)
ただ、ご覧の通りで薄いグレーになっているだけなので、見落としがち。どうせ描くなら黄色に塗れば実際の車両に近くなるのですが。
名鉄名古屋駅
JRだけではなく、名鉄の名古屋駅でも新幹線を示すサインが使われています。
南改札口へ向かう階段のところに、小さく
N700系が。
ホームでも、
N700系タイプの図柄が使われています。
ゲートウォーク
JR名古屋駅桜通口から地下へ降りると、南北に延びている地下街があります。これが「ゲートウォーク」で、名古屋ターミナルビルがあった頃は「テルミナ」と呼ばれていました。現在はそのビルの跡地にJRゲートタワーが建ち、「ゲートウォーク」はその地下街と直結しています。
ゲートウォークからJR名古屋駅へ上がるエスカレーター・階段の案内表示では、新幹線を示すイラストもしっかり使われていて、
拡大すると
N700系の白黒反転スタイル。新大阪阪急ビルではこれと同じパターンの700系タイプでした。
このイラスト、青色を失ってしかも白黒反転させると、「新幹線」という文字と一緒だからよいものの、それがないと、何を指すのか分かりにくいような気がします。名鉄のように青地白抜きのものを使えば分かりやすくなりそうですが。