【E4系】「E4系の日」なのでいろいろ写真を公開

なんだかTwitterのトレンドを見ていたら、今日は「11月4日」→「いいよん」→「E4系」の語呂合わせ?で「E4系の日」が盛り上がっていました。

そこで、これまで撮影してきたE4系の写真をいくつか公開。

E4系写真館-黄色帯の時代

(2002/08/24@JR大宮駅)

E4系は、E1系に続くオール2階建て車両として1997年に登場。愛称はE1系と同様「Max」(「Multi Amenity eXpress」の略)で、東北新幹線「Maxやまびこ」「Maxなすの」として営業運転が始まりました。

E1系は先頭形状が比較的直線的でしたが、E4系は一転して複雑な曲面が組み合わさった顔になりました。そのため、見る角度がちょっと変わるだけで、印象がガラッと変わります。

(2009/01/01@JR大宮駅)

E4系の特徴の一つが分割併合対応です。8両編成を2本併結しての堂々16両編成や、400系・E3系「つばさ」と併結しての運転で長年活躍しました。

(2002/04/13@JR福島駅)

福島駅で、連結器を剥き出しにして併結相手の「つばさ」を待つE4系「Maxやまびこ」。

(2002/04/13@JR福島駅)

この頃は、まだ400系が健在でした。ホームから多くの人に見守られながら、無事E4系と400系が併結完了。

側面には、大きく「Max」ロゴが掲示されていました。

(2000/01/23@JR東京駅)



E4系写真館-ピンク色帯の時代

最高速度320km/hのE5系・E6系の登場で東北新幹線の列車が高速化すると、最高速度240km/hのE4系はダイヤ構成上のネックとなり、2012年には東北新幹線系統から撤退。

代わって活躍の場となったのは、上越新幹線です。E1系と同様、「朱鷺色」と呼ばれるピンク色の帯に塗り替えられて、現在に至っています。

(2019/05/04@新津鉄道資料館)

「Max」のロゴも、朱鷺のイラスト付きに。

(2015/01/10@「はくたか8号」車内)

わたしがE4系でよくお世話になったのは、「Maxとき」-「はくたか」の乗り換えで北陸地方を目指した時。

北陸新幹線金沢開業までは、北陸地方のJR線沿線を旅行するのに大変便利なきっぷが発売されていました。

写真は、フリー乗車券+フリーエリアまでの往復乗車券とがセットになった「北陸フリー乗車券」。これより前には、フリーエリアまでの特急料金込みの「北陸フリーきっぷ」もあって、特に「グリーン車用」がかなり格安だったのを記憶しています。

北陸新幹線金沢開業と同時にこのきっぷは廃止され、並行在来線がJRから経営分離されたこともあって、北陸地方の「乗り鉄」旅行もちょっとやりにくくなってしまいました。

E4系の最後の新製は2003年で、既に15年以上が経過しています。北陸新幹線に続き上越新幹線にもE7系が新製投入され、E4系は2020年度末までに全車引退する予定…でした。

しかし、先日の台風19号水害によって長野新幹線車両センターに留置中のE7系・W7系が浸水被害に遭遇。その影響で上越新幹線用のE7系を北陸新幹線へ振り向けることから、E4系の引退も後ろ倒しになりそうです。

水害がきっかけなのであまり喜べませんが、新潟駅で2編成併結が並ぶ光景も引き続き見られます。

(2018/05/13@JR新潟駅)

E4系写真館-保存車両

現役で活躍している車両も多数残っているE4系、実は既に博物館で保存車両として展示されているものがあります。

(2019/05/04@新津鉄道資料館)

新津鉄道資料館の屋外展示スペース(ただし屋根付き)では、E4系第1編成(P1編成)の先頭車E444-1が静態保存されています。

鉄道博物館ほど派手な施設ではありませんが、ほかにも200系が保存展示され、資料棟では新潟にちなんだものを中心に展示物が豊富なので、新潟へ行く時には足を伸ばす価値があるところです。

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