【E6系】「E6系の日」なのでいろいろ写真を公開
おとといのE4系に続いて、「11月6日」→「いいろく」→「E6系」の語呂合わせでTwitterでは「#E6系の日」タグが盛り上がっているので、こちらでもE6系の写真を特集します。
E6系とは
E6系は、新幹線と在来線を直通する秋田新幹線「こまち」で運用していたE3系を置き換えるため、2013年から営業運転を開始した車両。現在は「Z1」〜「Z24」の全24編成が活躍しています。
E3系は新幹線区間での最高速度がE2系と同じ275km/hだったのに対し、E6系はE5系・H5系と同じ320km/hに引き上げられています。これによって、新幹線区間でのスピードアップを実現し、東京-秋田間の所要時間短縮に貢献しています。
(2013/12/23@JR大宮駅)
先頭形状はE5系に似ていて、曲面を複雑に組み合わせた非常に長いノーズが特徴的です。斜めや横から見ると非常にシャープな感じですが、これを前から見ると
(2013/06/30@JR福島駅)
と、分厚い唇(?)を持ったユーモラスな面構えにも見えます。
運用されている列車
もちろん、秋田新幹線「こまち」としての運用が最大の使命です。
東京-盛岡間はE5系・H5系「はやぶさ」との併結運転。上の写真のように、E6系だけの単独運転の姿が見られるのは非常に珍しいです(この時は、回送か試運転だったはず)。
E5系・H5系とのコンビでは、ほかにも盛岡止まりの「はやぶさ」や、「やまびこ」「なすの」にも使われています。E6系は普通車も2人+2人がけシートなので、こういった列車で3人がけの真ん中に座るのを避けたい場合は、あえてE6系(普通車は12〜17号車)の方に空席を求めてみる手もあります。
なお、「こまち」「はやぶさ」では普通車全車指定席ですが、「やまびこ」「なすの」で運転される場合、E6系の普通車は自由席になります。
E5系との併結
E5系とE6系が併結状態の時の様子は、いわば互いに口をすぼめてブチューッとキスしているような感じです。
(2013/12/23@JR大宮駅)
両方の先頭車両ともノーズが長いので、併結状態を真横から見るとかなり細長くなります。
(2014/07/06@JR福島駅)
秋田駅では、「はやぶさ」と「こまち」の連結・解結シーンが日中頻繁に見られます。特に、上り列車が連結する時は、先に停車している「はやぶさ」に「こまち」がノーズの連結器剥き出しにしてゆっくり接近するので、ホームで見学する人がじっくりと楽しめるイベントとなっています。
(2014/04/06@JR盛岡駅)
在来線区間での様子
新在直通運転の見どころの一つは、新幹線区間を高速走行していた車両がそのまま在来線の線路をガタンゴトンと走っていくという、良く言えば「ハイブリッド」な、悪く言えば「場違い」な光景です。
山形新幹線とは異なり、秋田新幹線は在来線区間での単線の割合が多いので、ローカル感は一層高まります。
(2016/01/10@JR角館駅)
(2016/01/10@JR角館駅)
締めくくりは、終点の秋田駅で撮影した写真。
東京駅から4時間弱、山形や新青森へ行くよりも少々時間は掛かりますが、険しい峠越えあり、大曲駅での方向転換ありと、この路線独特の旅が楽しめると思います。
(2016/01/09@JR秋田駅)