【新幹線車両基地】Googleマップで見てみよう

台風19号による浸水で長野新幹線車両センターが被害を受けたことで、「新幹線の車両基地」がニュースの中で映ることがにわかに増えました。

そこで、今回は全国にある「新幹線の車両基地」を、空から見てみよう!

ということで、ここは文明の利器、Googleマップにお世話になりましょう。

※2019年11月時点の衛星写真による記事なので、その後写真が更新されると、的外れな内容になってしまっている可能性があります。

長野新幹線車両センター

早速、問題?のところから。

長野新幹線車両センターは、JR長野駅の北東にあります。在来線の駅でいえば、むしろ豊野駅に近い場所。

ニュース映像とは違って、がらんとした構内。

日中はこれがおそらく普通の風景で、浸水時にあれだけ多数の車両が止まっていたのは、当時北陸新幹線が全線で計画運休に入っていたからです。

写真で1編成だけ止まっているのは、編成の長さなどから判断するとE2系です。撮影時期が古いのかも。

函館新幹線総合車両所

一気に北へ飛んで、北海道新幹線の車両基地へ。

JR北海道の函館新幹線総合車両所は、JR新函館北斗駅の木古内寄りにあります。

※建設前に周辺を歩いた時の様子は https://shintri.com/archives/131 で

ややカーブした電留線に、E5系(H5系?)が1編成止まっています。

東京新幹線車両センター

せっかく車両基地を見ているのに止まっているのが1編成だけだと寂しいので、いっぱい止まっている場所へ行ってみます。

JR田端駅近く、新幹線高架に沿った広大な敷地を占めているのがJR東日本の東京新幹線車両センター。東北・上越・北陸新幹線をはじめ、JR東日本の全新幹線車両が集まるところなので、列車の車窓から眺めても毎度華やかです。

では、空から見てみましょう。

確かに、いっぱい止まっている!

E2・E4・E5・E6・E7系(E5系はH5系、E7系はW7系の可能性あり)の姿が確認できます。

3D表示にすると、まるでNゲージの模型を見ているかのような世界を味わえるでしょう。

大井車両基地

JR東海の新幹線車両基地は東京と大阪の2個所。そのうち東京は、営業線からは離れた大井埠頭にあります。

こちらも、かなりの本数が止まっています。複数の画像を処理しているからかゴーストみたいになっている編成もありますが、全部で10編成ぐらいは確認できます。

先頭車の形状から判断すると、N700系(N700Aの可能性もあり)が6編成、700系が4編成。現在は700系の運用本数がかなり減っているので、こちらもやや古い時期の衛星写真かもしれません。

鳥飼車両基地

一方、大阪の方はどうでしょうか。

下り列車なら進行方向右側に見える、鳥飼車両基地。大井とは違って営業線沿いの立地なので、列車の車内からでも基地で休んでいる車両群が多数見られます。

16両編成の700系・N700系(N700Aの可能性もあり)に挟まれて、700系レールスターの姿も確認できます。

白山総合車両所

北陸新幹線のうち、JR西日本が持っている車両基地。北陸本線の加賀笠間-松任間に作られました。

残念ながら、屋外で映っている車両はありません。屋内にはおそらく何編成かいるはずですが…。

基地の建物と北陸本線の線路の間に工事中の高架橋が見えていますが、これが敦賀方面へ伸びる将来の営業線です。

博多総合車両所

JR西日本が福岡に持っている新幹線の車両基地。山陽新幹線博多開業と同時に設置され、現在は博多南線の博多南駅が基地の片隅にあって、入出庫を兼ねた営業列車が運転されています。

東海道新幹線と一見同様のラインナップにも見えますが、やはり異彩を放つのは500系。N700系の山陽・九州新幹線直通用8両編成も確認できます。

博多総合車両所は、2016年3月の一般公開で中に入ったことがあります。

車両所の建物屋上から見た全景。

(2016/03/13@博多総合車両所)

博多南駅のホームからも、車両基地感満載のアングルで車両が撮影できます。

(2016/03/13@JR博多南駅)

 

以上、ちょっとした空中散歩でした。

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